仏LVMH:利益が予想を上回る、ファッション部門が好調

(ブルームバーグ):世界最大の高級品メーカー、仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの2015年通期決算は利益が市場予想を上回った。10-12月(第4四半期)のファッション・革製品の売上高が予想を上回った。

LVMHが2日の通常取引終了後に発表したところによると、経常事業ベースの利益は16%増の66億1000万ユーロ(約8700億円)。アナリスト27人の予想平均は65億ユーロだった。10-12月期の実質ベースの売上高は5%増と、市場予想の3.9%増を上回った。欧州と米国、日本での「強い伸び」に支えられたとう。

同社の最大部門であるファッション・革製品部門の10-12月期売上高は3%増と、市場予想の1%増を上回った。時計・宝石部門も3%伸びたものの、アナリスト予想の8%増を大きく下回った。

10-12月期の日本の売上高は12%増。欧州では6%、米国では5%それぞれ増加した。

LOUIS VUITTON、中国3都市から撤退 売上不振が原因

中国人のブランド熱を象徴するルイ・ヴィトンが中国の3都市で店舗を閉鎖した。世界の高級ブランド市場で中国は重要な役割を果たしたが、それも過去の話になりつつあるのかもしれない。

ルイ・ヴィトンの親会社、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は売上高で世界最大の高級ブランドとして知られる。同社は広州市にある二つの旗艦店の一つを閉店した。このニュースを報じた中国日報によると「売上不振が原因」という。同紙はフィナンシャルタイムズの記事を引用しつつ、ハルビン市やウルムチ市からも同社が撤退したことを伝えている。

コンサルティング会社のベイン・アンド・カンパニーは今年はじめに「中国における高級品市場は昨年で終わりを迎えた。原因としては景気の減速のほか、政府が役人らの間での贈答品の送り合いを抑制したこと、流通の変化などが挙げられる」と発表していた。

中国日報によると、ジョルジオ・アルマーニ、エルメス、ヴェルサーチらも2013年から中国での店舗閉鎖の動きを進めているという。今回の店舗閉鎖後、中国国内のルイ・ヴィトンの店舗数は約50店舗になる。

「ルイ・ヴィトン」 春夏広告モデルにファイナルファンタジーのキャラクター

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は2016年春夏広告ビジュアルモデルに人気ゲーム、ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY)のキャラクター、ライトニング(Lightning)を起用した。ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)「ルイ・ヴィトン」アーティスティック・ディレクターは12月26日、自身のインスタグラム上で同キャンペーンのビデオを公開し た。ビデオの中で「ルイ・ヴィトン」のバッグを武器のように振り回し、コレクションのルックを着用したライトニングが登場する。また、 “現実とファンタジーが一つになった。「ルイ・ヴィトン」広告キャンペーンのモデルを務めるヒロイン、ライトニング”のキャプションが添えられている。

「ルイ・ヴィトン」の春夏コレクションは、ピンクの髪の毛のモデル(フェルナンダ・リー Fernanda Ly)がファーストルックを身にまとって登場するなど、日本のアニメがインスピレーション源になっている。なお、「ルイ・ヴィトン」及びファイナルファン タジーを手掛けるスクエアエニックスはコメントを公表していない。

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ルイ・ヴィトンなど高級ブランド勢力の関係

いわゆる「ブランド品」を買い求める背景には、その品質の良さに魅せられてブランドのファンになることはもちろんですが、そのブランドを所有するというステータスを手に入れたいという願いもあるもの。ブランド品がおしなべて高価であるのは、材料や加工にコストがかかっていることに加え、購入するだけの財力が自分にあることを暗に示すこともできる、というのがあります。しかし、それは買う側の一方的な視点からしか見ていないものであり、真にブランドの価値を理解するためには、逆方向、つまりブランドの側から見る必要があります。その助けとなるのが以下の図です。
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HSBC銀行の社長を歴任したErwan Rambourg氏は、自著「The Bling Dynasty: Why the Reign of Chinese Luxury Shoppers Has Only Just Begun (Wiley Finance)」(見せびらかしの王朝:中国の高級ブランド買いあさり時代が訪れたわけ)の中で、ブランド品を買うという行為について「『どのブランドを買うか』ということは、その人が『どれだけお金を稼いだか』ということよりも重要なことです」と書いています。

そして作り上げたのが以上の図。世界の名だたるブランドを価格帯と店舗の数による買いやすさでマッピングしており、ブランドごとの勢力を一目で把握できるようにしています。「スターバックス」「スウォッチ」といった身近なブランドから、「ブレゲ」「ハリー・ウィンストン」「グラフ」といった各ブランドのポジションがわかりやすく示されています。

グラフの下部には、普段の生活でも触れることがある身近なブランドが並んでいます。グラフ左の「100>」「300>」などの数字は価格となっており、「100ドル以下(約1万2000円以下)」「300ドル以下(約3万6000円以下)」の価格帯に、そのブランドが属していることを表しています。「モンブラン」や「グッチ」「ティソ」「プラダ」といったブランドは1500ドルより下(約18万円以下)のラインにあり、その直上に「ルイ・ヴィトン」がいることがわかります。

そして、ピラミッドの最上位に位置する「ウルトラ・ハイエンド」には、ニューヨーク・ロンドン・ドバイに店舗を持つジュエリーブランド「Leviev(レヴィエフ)」、そして日本にも店舗を持つジュエリーブランド「グラフ」が並んでいます。

なお、ピラミッドの頂上に位置しているのは、文字どおり値段などあってないようなものといえるビスポーク(オーダーメード)の商品。これこそが、世界に2つとない名実共に最高峰のブランド品である、というわけです。

「Louis Vuitton伝説」の凄いパワー

この文章では企業戦略の文脈でこれまであまり語られてこなかった、人を引きつける「物語」の効果を紹介します。物語は競争戦略やビジネスモデルと結びついて、顧客や従業員を強く引きつける力となります。さらに、物語は共感の源として、いつしか顧客や消費者の心に刻まれていきます。ビジネスパーソンは物語をどのように活用すればいいのか。私たちは『物語戦略』という本にヒントをまとめました。この文章では、そのエッセンスを紹介します。

シンボリック・ストーリーを武器として活用する
日本のカフェチェーンで顧客満足度が一番高いのはどこだと思いますか? 顧客満足度調査で上位の常連はどこのカフェチェーンでしょうか?

こういう質問をすると、スターバックスだろうと思う人が多いようです。しかし、サービス産業生産性協議会(JCSI)が毎年実施しているカフェチェーンの顧客満足度調査は、意外な結果を示しています。過去6年間の調査結果を見ると、スターバックスは2014年にトップになっていて、毎回上位に入っています。そして他のチェーン2社も1回ずつトップになっています。でも、トップの回数が一番多いのはカフェ・ベローチェでした。6年間で3回もトップになっています。

どうしてカフェ・ベローチェなのかということについては、ここでは関係ないので触れません。この調査結果をここで取り上げた理由は、私(内田)が大学でこの調査結果について話をすると、「この調査はおかしい」と猛反発する学生がいるからです。それは誰かというと、スターバックスでアルバイトしている学生です。彼らは「スタバ愛」がとても強い。別のカフェチェーンでアルバイトしている学生は、そんなことは言いません。

ルイ・ヴィトンが香水販売へ-3000ドルの高級ハンドバッグ需要は低迷

(Bloomberg) — 高級品メーカー、仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの「ルイ・ヴィトン」は長年にわたって富裕層の買い物客に対し、同ブランドのモノグラムのバッグを持ち豪華な洋服を身に着けるようアピールしてきたが、今度は顧客らが身にまとう香りに照準を合わせている。

ルイ・ヴィトンは9月に473店舗で香水の販売を開始する予定。同ブランドは過去にも香水を販売したことがある。1940年代に試みたものの、継続されなかった。だが、今回は香水製造の専門家を採用し、フランスのラベンダー産地として知られるプロバンス地方で香水研究所を設立するなど幅広く推進している。

3000ドル(約32万2000円)のハンドバッグや2万ドルの腕時計の売り上げが低迷する中、これは時宜にかなった動きだ。中国経済が冷え込み、世界中でテロ攻撃が相次いでいるため、一部のアナリストは高級品セクターが2009年以来2番目に不振な年になると予想する。競合他社も高級な香水を品ぞろえに加える動きを見せている。ロレアルは6月にフランスの香水メーカー、アトリエ・コロンの買収に合意。エスティローダーとプーチも過去1年間にニッチな香水メーカーを買収している。

メインファースト・バンクのジョン・ガイ氏は「高級ブランドの競争がこれほど激しい局面では、熱心な買い物客を店舗に呼び込むために何か別の目玉が必要だ」と指摘する。同氏は香水販売によって向こう数年間に年間売上高が4億5000万ユーロ(約530億円)余り増える可能性があると推計している。

「マーケットNo.1目指す」ルイヴィトンがウォッチ&ファインジュエリーにも注力

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、国内唯一の「ルイ・ヴィトン 松屋銀座店 ウォッチ&ファインジュエリー サロン」を大規模改装した。同社のウォッチ&ファインジュエリーの年間売上は年々伸び続けているといい、ルイ・ヴィトン ジャパンのフレデリック・グランジェ社長は「ウォッチ&ファインジュエリーのマーケットでNo.1を目指したい」と語った。

「ルイ・ヴィトン」のウォッチ&ファインジュエリー サロンは、本国フランスと日本の世界2店舗のみの展開。国内には2008年にオープンし、以来初の大規模リニューアルとなる。2013年には銀座の中央通りとマロニエ通りの角に位置するルイ・ヴィトン 松屋銀座店をリニューアルして以降、「松屋銀座店においてはルイ・ヴィトンブランドは牽引役。売上は伸び続けている(銀座松屋 古屋毅彦店長)」と好調。「松屋では海外の方も多いが、最近では国内の方の購買意欲も高い。ルイ・ヴィトンはファッションを取り扱うショップとサロン、2階のシューズ売場でも展開しており、今年はこれまでで一番売り上げが良い」と良好なパートナーシップが結果に繋がっているという。

「成熟した日本市場では新しいショッピング”体験”が必要」と話すフレデリック・グランジェ社長は、「ジュエリーやウォッチは必需品ではないが、ショップでの”体験”が購買意欲に繋がる」と言い、リニューアルではこれまで以上に洗練されたサロンのような空間を目指したという。「昨日顧客向けに販売日を設けたが、1日の売上はブランド史上最高レベル。競合するジュエリーブランドと戦えると実感している」と早くも手応えを感じているようだ。

LVMHの現代アート美術館に迫るフランク・ゲーリー建築展 ルイ・ヴィトン表参道で開催

アメリカ人建築家フランク・ゲーリーが手がけた複合文化施設「ルイ・ヴィトン ファウンデーション」の建築プロジェクトを紹介するエキシビジョンが、10月17日から2016年1月31日までエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催される。会期に先駆けて関係者に会場内部が公開。これに合わせて、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ(=以下LVMH)CEOベルナール・アルノーの社長付顧問ジャン=ポール・クラヴェリ、プロジェクト担当のセバスチャン・シェルエが来日した。

「ルイ・ヴィトン ファウンデーション」はパリ・ブローニュの森の北部にあるアクリマタシオン庭園の一角に10,000平方メートルの敷地面積で建設され、2014年10月に開館。設計したフランク・ゲーリーは同館を「フランスの深い文化的使命感を象徴する壮大なガラスの船」と称しており、完成するまでのプロセスにフィーチャーした本展は、昨年秋から冬にかけてパリで、今夏には北京で開催された。
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場内では、初期のスケッチに加え、プロジェクトの間に制作された多くの模型も一堂に展示。「敷地への融合」「プログラム分析」「プロジェクト構想」「内部空間」「アイスバーグ(氷山)」「ガラスの帆」の6つのテーマに分け、ドローンで撮影したビデオ映像も織り交ぜながら、建築の様々な側面を紹介する。入場は無料。

ルイ・ヴィトン ファウンデーションについて「アルノー自身も全力で取り組み実現にこぎつけた。文化的であると同時に、芸術的であることを示すプロジェクトとなった」と話すジャン=ポール・クラヴェリは、設計した鬼才フランク・ゲーリーを「世界中で最も優れているアーティストの一人だと思う」と評価。「(同氏の)最高のプロジェクトと感じている」というセバスチャン・シェルエは、本エキシビジョンについて「初期段階のスケッチから、それがどのようなプロセスで展開されたか知ってもらえるのでは」と語った。

ルイ・ヴィトン×ネメスが銀座ドーバーで販売開始、ダミエ柄がメイン

ドーバー ストリート マーケット ギンザ(Dover Street Market Ginza)が今日、クリストファー・ネメス(Christopher Nemeth)にオマージュを捧げた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」2015年秋冬メンズコレクションの展開をスタートした。

ドーバー ストリート マーケット ギンザ3階のルイ・ヴィトン スペースでは、クリストファー・ネメスの特徴的なロープ柄のモチーフが施されている洋服やシューズをはじめ、ダミエをベースにした「ダミエ・グラフィット ネメス・ダミエ」パターンのアイテムを中心に展開。国内ではドーバー ストリート マーケット ギンザのみのアイテムもそろえる。また、1階のエレファントスペースでも新作の展示がスタートした。

「ルイ・ヴィトン」は、8月26日に伊勢丹新宿店メンズ館1階に2015年秋冬コレクションを展開する期間限定ストアをオープンする予定。

LOUIS VUITTONの顔に「ファイナルファンタジー」ライトニング、コメント発表も

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、2016春夏広告キャンペーン「SERIES 4」を公開した。キャンペーンはフォトグラファーのユルゲン・テラー(Juergen Teller)とブルース・ウェーバー(Bruce Weber)に加えて、スクウェア・エニックスが担当。スクウェア・エニックスが手掛けた広告のミューズには「ファイナルファンタジー」シリーズのヒロイン、ライトニングが起用され、ライトニングからの正式コメントも発表された。
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アーティスティック・ディレクターニコラ・ ゲスキエール(Nicolas Ghesquière)は、「ライトニングは、グローバル、勇敢な女性、そして生活の中でソーシャルなネットワークとコミュニケーションがシームレスに張り巡らされた世界を体現する完璧なキャラクターです。また彼女は、新たな描画プロセスの象徴でもあります。フォトグラフィーとデザインの伝統的な原理を超えたグラフィックは、どのように創り出せるのだろうか?ライトニングは、表現の新しい時代の到来を告げる存在なのです」と発表。ライトニングも「私の装いは常に、生き残るための”武装”だったから、見た目を飾るなどを考えたこともなかった。そんな私には、アンバサダーという立場は似合わないのかもしれない。けれどこうして装って、分かりかけてきたことがある。ファッションを選択するということ――他人に教えられたり、与えられたりするのではなく、自分だけのセンスで選んだ装いで、この世界の人々に向き合うということ。それは見知らぬ異国への旅にも似た、胸おどる刺激だった。LV は私を新しい”ファンタジー”へ導いてくれた。この体験を、心から楽しみたい」とコメントしている。

異なるカメラマンを起用し、表現方法を対比させてきた「ルイ・ヴィトン」の広告キャンペーン。今シーズンも3部作で制作され、ユルゲン・テラーはミューズとして韓国の女優ペ・ドゥナを起用し、フロリダ州マイアミの青空を背景に空中を浮遊しているかのようなヴィジュアルを撮影。ブルース・ウェーバーが撮り下ろしたヴィジュアルでは、ウィメンズルックを纏った17歳のジェイデン・スミス(Jaden Smith)が登場し、話題となっている。